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執筆者の写真朱利 -Syuri-

神様へのお願い

「神様仏様、お願いかなうお願い地蔵様、カエル様・・・、、」


僕は小学生のころ、寝る前に布団の中で大地震などきませんように、親が仲良くしますように、病気しませんように、、、などと耳を塞いで毎晩小声で唱える、そんな子供でした。


少し臆病なところもあったのだと思います。



今も毎朝神棚にお祈りをしますが、先ほど入浴中に心の声が聞こえました。



(神社や神棚でのお祈りの仕方はこうしたらどうですか・・・)と。


それのお祈りの仕方はと言うと、、、



その前に少し伝えたいことがあります。



皆さんは神様にお祈りをする際、何を心に思っていますか?


ほとんどの方はやはり願望を唱えているのではないでしょうか。


昨今では、子供たちが七夕やサンタさんへのお願いのほとんどが、



「コロナウイルスがいなくなりますように」だそうです。





それ以前は、おもちゃがほしい、とかユーチューバーになりたいとか、自我がほとんどだったと思います。



僕はというと、「万物が無事で幸せでありますように」と願っていました。

それ以前は自我が強く、「家族が健康でビジネスがうまくいきますように」といったような内容だったと思います。


なぜ万物に変わったかというと、遡ること数年前、愛知県の豊川稲荷を訪れた際に、神社に奉納した方や企業ののぼり旗がずらりと数多く道の脇に立てられていました。




その内容のほとんどが


『商売繁盛・健康祈願』


などで、ひとつたりとも『万物が幸せになりますように』などという願いは見当たりませんでした。


そこで自分に当てはめて気づき、それ以来、『万物が無事で幸せでありますように』と唱えています。(その後の道中の山道で、早速神様に試されることになるとは思ってもいませんでしたが、、、そのストーリーはまた改めて書きたいと思います)


しかしながら、そうは言うもののと、本心の底では、


本当に『万物が幸せに?』


と少なからず疑問があったのです。


「万物っていうけど、本当に人類すべてが無事でいてほしいのか?すべてが?悪も?動物虐待する人も?」と、まだまだ全てを許せる境地には達していない僕には疑問が浮かんでいたのも事実です。



そんな中、先ほど入浴中に降りてきた言葉。心の声。神の声。


それが、とってもしっくりきたのです。



それは、




『神様が幸せになりますように』




神様が全人類の願いを聞いてくださっているとして、その願いの自我の多さに(恐らく少なくはないでしょう)嫌気はささないとは思いますが(流石の神様なので)、どう思っているでしょう。


そんな中、親愛なる神様が幸せになりますようにという願いは、神様の心にも刺さるのではないでしょうか。


そして、それには意味があります。


神様が幸せになるということ。

つまりは、神様が造ったこの世界にいる全て(万物)が幸せになることが、神様の幸せなのです。


例えば、



人類すべてが幸せになり、


争いごともなく、


エゴも捨て、


地球や動物にも真のやさしさと感謝に目覚め、



そんな平和な世界がそこにあったら。


きっと、神様はそう願っているに違いありません。




神様が幸せになりますように。


皆様も是非一緒にお祈り申し上げましょう。





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