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執筆者の写真朱利 -Syuri-

清里はすっかり秋の気配

はすっかり秋の準備を始めています。


薪割りし放置していた木々を拾い集めていると、時折ありの大群に遭遇します。

蟻塚と化していて、めくった薪からアリ達が慌てて大騒ぎ。卵を運び逃げ惑う。

可哀想なことをしたと、そっと薪を戻すも、軍手の中に痛みを感じる。

めくると、手に二匹のアリが攻撃して噛み付いていた。ピリッとする痛み。

得体の知れない何かの脅威に対して、必死に闘う役目のアリなのだろう。

なんとも悪いことをしたと、寂しい気分になった。

冬を無事乗り越えて欲しいものだ。



その後、手は少し赤くなり、ピリピリチクチクとした小さな痛みが続いた。

アリにもそういう毒的な攻撃があるのかぁ。でもこれでは人間には無駄な抵抗だよ。

と思ったが、しばらく続く痛みを感じる中、また噛まれたいかと言えばもう噛まれたくない。

薪をめくるにも、次回から注意しようと無意識下に思っていた。

つまり二匹の勇者アリは、しっかりと役割を果たしたということになるのである。




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