こんにちはsyuriです。
海外と日本の文化の違いの一つで、日本には素晴らしい食文化があると言われています。
僕も日本人は特別な味覚と感性をもっていると感じています。
しかしそれ以外の部分で、海外に比べ10年以上は遅れている事が多い、遅れてやってくるという事実も感じています。
その中の一つで、海外の普通のレストランでも当たり前のようにヴィーガン料理が一つはあったり、無くてもお願いすればヴィーガン仕様にしてくれると海外の友人は言います。
また、ヴィーガン専門食材ショップや、普通のマーケットでもヴィーガン食材が豊富に売られています。
日本はというと。完全に遅れています。
ヴィーガンという言葉すら知らない人も多いです。僕も以前はベジタリアンくらいしか知りませんでした。
食肉をしている人を責めたり、他人にヴィーガンに勧めたりはしません。
自分も10年前は何も知ろうとせず、ただ肉を食らっていました。
そして今でもまだヴィーガンにはなりきれてなく、ベジタリアンベースです。
しかし、自分はこの先の生涯、動物を苦しめ殺しそれを食べるチョイスはしないと思います。また、異常な台風、トルネード、洪水、サバクトビバッタ大量発生などで、世界的な食糧難が始まりつつありWHOも警告をしていますが。
そうなった時に人類が今の人口で生き残る道の一つとして、ヴィーガンという選択があります。
実は世界の畜産が無くなれば、環境問題・未知のウイルス発生・食料自給率問題が解決されるからです。
詳しく知りたい方は是非NetflixのCowspiracy: サステイナビリティ(持続可能性)の秘密(2014年製作の映画)
普通に観てもとても面白く、食い入るように見てしまう映画です。
さて、日本にはヴィーガン・ベジタリアン食材ショップやレストランが少ないですよね!
そして、ふと思いました。
海外にチャイナタウンとかリトル東京などがあるように、日本にもヴィーガンタウンというのが出来たらいいのに!
例えばここ八ヶ岳では、空いているテナントや家・土地・古民家の小集落があります。
そしてここ最近は、コロナ禍や災害により一極集中の都心から逃げ出してきている人たちが増えています。移住のお手伝いやご相談も多いです。
そういった流れの中、ここ八ヶ岳にヴィーガンタウンを作り、そこにはコロナ対策済みのヴィーガンレストラン・ヴィーガン食材ショップ・無農薬野菜マーケット、などが立ち並んだタイニータウン(小さな町)が出来たら素晴らしいです。そして、横の流れでアートショップなども出来てくると文化度も上がります。
実は清里は100年ほど前に清里の父ポールラッシュ氏の開拓の時代から畜産が始まり、ソフトクリーム・牛乳・お肉系がのお店が多く、牧場もあります。
それに反旗を翻すのではなく、共存としての流れでいいと思います。要は選択が増えるということです。ステーキ屋、すし屋、蕎麦屋、イタリアン、それにヴィーガンレストランが加わるということです。
八ヶ岳にはぽつんぽつんとベジ系のお店はありますが、日本の菜食主義者の絶対数の少なさから、観光地での経営は厳しいのが現実で、過去撤退するお店もありました。
なので、タウンなのです。そこに行けばヴィーガン系のハンバーガーショップ・カジュアルレストラン・洋食和食・アジアン料理・食材店・カフェなどが集まっています。意識レヴェルのあった気の合う仲間とも出会え交流できます。
かつて電化製品を買うなら秋葉原に行っていたように、人はそこを目指して足を運ぶと思います。僕でしたら少々遠くても絶対に遊びに行きますね。
そして、インバウンド向けにも、山梨(富士山・八ヶ岳)は日本の中心であり観光名所でもあります。
東京⇔京都を行き来する海外観光者が立ち寄りやすい場所です。
ヴィーガン観光客は多いので、きっと彼ら彼女らの助けになります。
また、八ヶ岳南麓にはそれを実現するスペース・箱があります。古民家も沢山あります。
僕は古民家をリノベーションする古民家ヴィレッジプロジェクトにも携わっていますが、ぼろぼろの古民家でもそれはそれはとても素晴らしい住宅・店舗に生まれ変わりますので(立派な柱や梁を残し漆喰などを使いエコで健康的あり、都心からの人でも気に入るモダン和風)、そのヴィレッジをヴィーガンタウンとして、プチオフグリッドなども取り入れ自給自足系の体験などもできる施設、、などをやってもそれに興味のある人達が移住してきそうでなりません。
更には、八ヶ岳に動物愛護・レスキューアニマルの活動をする拠点として、空いている牧場など広い敷地を使って施設を建設するのも素晴らしいと思います。
助け合いの精神で動物とも触れ合え、清々しく洗礼された場所でのレスキュー活動の拠点があり、動物を保護、受け入れるシステムも日本で認められていきます。残念ながらそういった面でも日本は海外に遅れています。
そして、ペットショップ廃止への道筋も生まれていきます。
それらは、これからの時代の流れに沿っている気がしてなりません。
ビジネスモデルとして、まずは一つヴィーガンタウンが出来れば、それが話題になり徐々に広まり、ヴィーガンの知名度も上がり子供たちの意識も変わっていく機会になるのではないでしょうか。
これからの世界は子供たちが作っていくのですから。
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