山梨県内では、昨年10月に1名のインフルエンザ患者が確認されてから、今月15日までの患者数はゼロということが分かった。
ゼロである。
毎年猛威を振るっているインフルエンザ患者がなんとゼロなのです。
マスク・手洗いなどコロナ対策をしているからインフルにかからなかったという考えが上がるが、単純にそういう問題ではなく、それ以上のインパクトのある数字だと思う。
なぜならば、山梨県内のコロナ感染者は本日も新たに13人、累計で829人と発表されている。
つまり、マスクや手洗いの対策をしている昨今、毎年猛威を振るっていたインフルには感染しなくなったが、コロナには感染する。コロナにはインフルエンザ以上の感染力があるという風にも考えられる。
ちなみに、昨年の県内のインフルエンザ患者は数千人単位であった。
また別の考え方もある。
一つの細胞がウイルス感染した場合、別のウイルスに感染しにくくなる
「ウイルス干渉」
が影響しているとの見方もある。
コロナウイルスに感染しているからインフルエンザには感染しにくくなっているという考えだ。その場合、すでにコロナ感染者が多くいる、とも捉えられるのではないだろうか。
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