畜産産業の実態を知ったからです。
10年以上前に若いパートナー(愛犬)シャスタが、突然の病に倒れ、その治療法を模索している際に偶然にも畜産の実態、すなわちその環境と生まれてから死ぬまでの生涯の事実を知り、その世界が今現在存在しているこに目を背けることができなくなり、翌日から食肉をなるべく減らすという決断をしました。現在では哺乳類は食べず、ほぼ菜食主義となりました。
自分の欲、すなわち食欲を断つことにより、牛や豚などの苦しみを開放することができます。
欲を断つといっても、肉以外のチョイスは余るほどあり、例えば大好きな肉を諦め、お蕎麦などで空腹を満たした場合、食後には肉は食べたくはならないし、十分な満足感も味わえます。
少なくとも日本で我々は、十分贅沢な状況に置かれています。
そんなことも自分は我慢できないのか?そんな弱い人間なのか?
それまで気に留めず、知ろうともしなかった自分が現実を知ってしまった以上、 私の中から”肉を食べる”という選択はなくなりました。
仮に、今日から、人類皆が同じ決断をしたら、
一気に世界が変わります。
牛や、豚、馬も犬同等の知能もあり、それぞれの個性や感情も持ち合わせています。
100万いたら100万の個性があります。
涙も流せば、悲鳴も上げます。
喜びも感じます。
家族愛もあります。
近い将来、きっと食肉という文化がなくなります。
断言します。
その昔奴隷制度というのが当たり前のようにあったように、
つい最近まで、病院内でタバコが吸われていたように、
マスクをしないで外を歩いていたように、、
今日のあたりまえが、なくなる日が必ず来ます。