体の痛みや病気を流し出す大日貫体密法
この功法は道教の大周天に近いものである。
レベルの高いものほど、内容が似通っている。
「天神出頂」と言い、もう一人の神のような人が出てくる、
あるいは今までと違うあたらしいものが出てくる功法である。
姿勢
楽な姿勢で立つ。
足の裏がアースの役をするつもりで、足を適当に開く。
手は左手を右手で握りへそに当てる。
呼吸
百会から左足を通り息を吐く。
左足の裏 ー 右足の裏 ー 右足 ー 百会
と息を吸う。
功法の手順
頭頂に太陽をゆっくり降ろす。
体内に太陽を回す。 百会→頭の左側→首→体の左側→左足→左足の裏→地面の中→右足の裏→右足→体の右側→首→頭の右側→百会 回し方はできるだけ左側、右側の側面に沿うように回す。 こうして太陽が循環することにより、地面がフィルターの役割を果たし、体の痛みや病気を流し去る。
36回回す。30回くらいから少しずつ自分の体を大きくする。 回す速さは各自コントロールする。太陽は自転しながら回る。
収功。太陽を自然に止めて、へその所に置く。 体を楽にし、手を降ろし、目を開ける。