地球温暖化による海面上昇が今日も進んでいます。
そして、30年後にはほとんどが水没してしまうと言われている島々があります。
キリバス諸島もその一つで、フィジー政府はキリバス全人口の移住を受け入れると、2014年の2月に表明しているほど深刻な問題なのです。
南国で美しい島キリバス。実は日本と深い関わりがあります。
第二次世界大戦中に、日本のタワラ占領で日本とアメリカが戦っていたのです。
キリバスは無関係だったのにもかかわらず。
それでも、キリバス人は日本にとても優しく差別なく受け入れています。
家族分け隔てない、そういう人柄と聞きます。
温暖化による異常気象による台風なども追い討ちをかけています。
日本でも異常気象が異常でなくなるような状況が毎年起こっているので、実感や不安は皆さん感じているでしょう。
海抜2mのキリバスの海面が上昇することにより、地下水に海水が入り込み、飲み水などへも影響が出ています。
そして、その温暖化の原因であるCO2の年間排出量は、世界5位の日本で9.5トン。
それに対してキリバスは0.5トンと、日本は19倍も排出しています。
キリバスの人は排出を減らす努力などこれ以上できないのです。
先進国によるCO2排出により、失われていく島々。
日本も他人事ではありません。
もう時間は迫っています。
今動かないと、どうなるか。
皆さんはどちらの未来に進みますか。